こじらせ系女子の私が認識技術で出来た特別な恋愛物語

価値がない私が認識技術でダメな自分を卒業した物語を記したブログです。

型に当てはめた呼吸

あの子が欲しい


あの子じゃダメよ


相談しましょ


そうしましょ



小学生になると


露骨な言葉が飛び交ってくる


混じりげのない言葉は


時に人を傷つける。



イヤなものを、嫌と言い


イイものを、好きと言う



そのイイの範囲に入らなかったものは


除外されてしまう。



だから人は学ぶ


だから人は覚える


だから人は考える



どうやって、その範囲に入ればいいんだろう





そして、その範囲の中に入れるように



自分を変形させることを覚えていく



こんなこと言いたくない自分


こんなこと言われたくない自分



その全てを押さえ込んで



みんなの型に当てはまるように



自分を自由自在に変形させようとする。




あの子にはこの形



この子にはこの形



いくつものカタチを演じて


最終的に疲れ果てて



ひとりぼっちが楽になる。



演じなくていい自分



周りには見せられない自分



自分がようやく息ができる


吸っても美味しくない空気だけど


みんなの前で吸う空気よりかは


まだ吸いやすい



みんなの前では息も吸えない


周りの呼吸に合わせて


息を吸ってみる


タイミングがバラバラだと


なおさら難しい。


どの子に合わせればいいかわからないから


考えて、考えて、考え尽くして



私はひとりを選んでしまった。



もう無理な呼吸をしたくない


もう吸えない呼吸をしたくない


ひとりきりでいい


型に入りきれなくていいから



自分のカタチを保ちたい



そうやって、ひとりきりの世界を選んだ


私のカタチを通すものだけ


関わっていけばいいんだ。